Salesforce認定開発者資格ガイド
Salesforce認定開発者資格ガイド
資格について
Salesforce認定開発者(Salesforce Certified Developer)は、Salesforceプラットフォームでアプリケーション開発を遂行するために必要な専門知識を評価する資格です。カスタムアプリケーション開発に必要な上級プログラミング能力を確認する上級レベルの資格です。
この資格は、Salesforceプラットフォームでの開発能力を検証します。Apexプログラミング、Visualforce開発、Lightning Web Components、API統合、トリガーとクラス開発など、Salesforceプラットフォームを活用したカスタムソリューションを構築できる能力を評価します。企業のビジネス要件に合うカスタマイズアプリケーションを開発する開発者が備えるべき実務能力を認定する資格です。
職務応募ガイド
Salesforce認定開発者資格は、Salesforce開発者関連職務に役立ちます。
Salesforce開発者: Salesforceプラットフォームでカスタムアプリケーションを開発する職務に適しています。ApexとVisualforce開発能力が必要です。
Lightning開発者: Salesforce Lightningプラットフォームを活用したモダンウェブアプリケーション開発職務に役立ちます。Lightning Web Components開発能力が重要です。
API統合開発者: Salesforceと外部システム間のデータ統合を担当する職務に有利です。REST APIとSOAP API活用能力が必要です。
カスタマイズ開発者: 企業のビジネスプロセスに合うカスタム機能を開発する職務に適しています。トリガーとワークフロー開発能力が重要です。
コンサルタント: Salesforce開発プロジェクトを支援するコンサルティング職務に役立ちます。プラットフォーム開発理解度と実務経験が必要です。
取得に必要な知識
Apexプログラミング
- Apexクラスとトリガー開発
- コントローラーとエクステンション開発
- 非同期処理(Future、Queueable、Batch)
- テストクラス作成
Visualforce開発
- Visualforceページ生成
- コントローラー連動
- コンポーネント活用
- カスタムコントローラー開発
Lightning Web Components
- LWCコンポーネント開発
- JavaScriptとHTML活用
- イベント処理
- Salesforceデータ連動
API統合
- REST API使用
- SOAP API使用
- カスタムREST API開発
- 外部システム統合
データ管理
- SOQLとSOSLクエリ
- DML作業
- データ整合性保証
- トランザクション管理
デバッグとテスト
- デバッグログ分析
- 単体テスト作成
- コードカバレッジ確保
- 性能最適化
セキュリティと権限
- Apexセキュリティベストプラクティス
- 共有ルール理解
- フィールドレベルセキュリティ
- コードアクセス権限
準備方法
第1段階: Apex基礎学習(2-3ヶ月)
Apexプログラミング言語の基本文法と概念を学習します。変数、クラス、メソッド、制御文などを熟知してください。
第2段階: Visualforce開発学習(2-3ヶ月)
Visualforceページとコントローラーを開発する方法を学習します。実際のページを作成して実習してください。
第3段階: Lightning Web Components学習(2-3ヶ月)
LWCコンポーネント開発方法を学習します。JavaScriptとHTMLを活用したモダンウェブ開発を習得してください。
第4段階: API統合学習(2-3ヶ月)
REST APIとSOAP APIを使用したデータ統合方法を学習します。外部システムとの連動を実習してください。
第5段階: トリガーとクラス開発(2-3ヶ月)
トリガーとApexクラスを開発する上級技法を学習します。ビジネスロジック実装を練習してください。
第6段階: テストとデバッグ(1-2ヶ月)
単体テスト作成とデバッグ技法を学習します。コードカバレッジ75%以上を達成する練習をしてください。
第7段階: 実戦模擬試験(2-3ヶ月)
試験前2-3ヶ月間、実戦模擬試験を複数回解いてみます。時間配分を練習し、弱い部分を集中的に補強してください。
最近5年間の合格率
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 12,456人 | 4,234人 | 34.0% |
| 2023年 | 13,782人 | 4,723人 | 34.3% |
| 2022年 | 11,923人 | 4,089人 | 34.3% |
| 2021年 | 10,891人 | 3,734人 | 34.3% |
| 2020年 | 9,456人 | 3,223人 | 34.1% |
平均合格率は約34.3%で、上級レベルの資格です。プログラミング経験があるとより容易に学習できます。
実用的なコツ
Apex基礎強化: Apexプログラミング言語の基礎をしっかり固めてください。Javaと類似していますが、Salesforce特化した部分があります。
実際プロジェクト経験: 開発環境で実際のプロジェクトを進行しながら経験を積むことが重要です。
トリガーパターン熟知: トリガー作成時、バブルパターン、ボールパターンなどのベストプラクティスを熟知してください。
API制限理解: Salesforce API呼び出し制限と制限事項を明確に理解してください。試験でよく出題されます。
テストコード作成: 単体テスト作成能力が重要です。コードカバレッジ要件を満たす方法を習得してください。